「何となく体がだるい、肩こりがつらい、食欲がない・・等々」でも西洋医学的には異常がない・・そんな「健康とはいえないけど、病気ともいえない」状態を、東洋医学では「未病」のひとつと考えるそうです。

■未病＝未だ病にならざる。病気になる一歩手前の状態。「未病」とは、古くから東洋医学にある中国の言葉で、病気と言うほどではないけれど、健康でもない状態のことをいうです。　　　　　　「健康 と 病気 の 間」で「病気ではないけれど健康ではない状態」「病気に向かっている状態」などの微妙な状態を　東洋医学では未病というそうです。

様々な不調や症状は 何らかの体のサインであることが多いそうです。さらに 深刻な病気の兆しである場合さえあり得ます。心配な症状や 不調を感じる場合は、まず専門の医療機関での診断をお勧めします。このHP記事は あくまでも一般的に広く周知されている常識範囲内の情報のみでございます。医療機関の記事ではありません。★自己判断は危険です。★専門の医療機関での受診をお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　身体機能が低下している原因は複数あるため、病気が潜んでいる場合もあります。★自己判断は危険です★医療機関での受診をお勧めします。

「まだ病気ではないけれども、このまま放置しておくと病気になりそう」という「病気になるリスクの高い状態」が『未病』であるなら・・未病の段階で、対策を講じて、体調不良を修復・改善すれば・・　　　　　　「病気を未然に阻止する」確率は  ぐっと高まるのではないでしょうか。

体温が１度下がると免疫力は３０％低下しますが、体温が１度上がると免疫力は５倍になると言われています。筋肉量を増やしたり、身体を温める食品を積極的に摂ることは体温を上げるのに有効といわれます。

免疫力を高めるために「これだけを食べればいい」という食品はないようです。免疫細胞を作る素である「タンパク質」が不足すると免疫力が低下します。外敵から体を守る粘膜を作るのにかかわっている様々な「ビタミン」を摂取することで、免疫細胞が守られます。ポリフェノールやタンニンなど、植物由来の成分「ファイトケミカル」は免疫力を高める効果があるといわれます。タンパク質、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルなど、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが免疫力アップには大切なようです。

免疫細胞の約７割が集中している「腸」。腸内環境を整えることは、免疫力アップの近道です。腸内環境を整えるには、善玉菌を増やし 悪玉菌をおさえることが効果的。食物繊維の多い食品・発酵食品・体を温める食品・香りの強い野菜・苦味辛味のある食品も、腸内環境を整える働きがあるといわれます。

昔から「病は気から」と言われますが、ストレスが免疫を低下させることが科学的にも証明されています。仕事、対人関係、自分や家族の健康・病気、育児・子どもの教育など、何をストレスと感じるかは、性別や年代、立場などによって異なります。免疫力アップのためには、上手く ストレスを解消して自律神経を整えることが重要です。ストレスをためないよう「がんばりすぎない」「適度に手を抜く」ことも。

快眠はとても大事です。体を横にして休めているだけでも、数十分のお昼寝でも、免疫力を高めるそうです。これは体内のメラトニンというホルモン物質の増加によるもので、このメラトニンが活性酸素（有害物質）を減少させるからです。

喫煙をひかえ（禁煙）、適度な飲酒を心がける、暴飲暴食を控える、 ことが 大切。

免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。適度な運動を行うことで免疫細胞が活発に働くようになるそうです。 ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの程よい運動を、無理のない範囲で、楽しみながら行うと良いようです。無理は禁物。運動時は、体調を考慮し 安全を確保することが大事。　　専門インストラクターの指導を受けることが推奨されています。

薬・抗生物質の服用は適量を守り、必要以上に用いない。薬や抗生物質を服用しないということではなく、クスリだけに依存せず、本来持っている自己治癒力や免疫力を高めていくことも大切なのでは。

笑うと身体の免疫力がアップします。笑うとナチュラルキラー細胞の活性化につながるといわれます。笑うと、自律神経(交感神経と副交感神経)に変化をもたらし、身体中の様々な器官に刺激が与えられます。作り笑顔でも、NK細胞の働きが活発になるそうですので、とにかくよく笑うことは良いようです。