グルコサミン
グルコサミンとは、ムコ多糖類の一種で、軟骨成分のひとつです。プロテオグリカンやⅡ型コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどとともに軟骨を形成している成分。
グルコサミンは、カニの甲羅やエビの殻などに含まれていますが、私たちの全身に・・軟骨だけでなく、爪や皮膚、靱帯、腱、心臓弁などに存在しているそうです。
グルコサミンは、人の体内で生成される成分ですが、年齢とともに体内での生成量が減少していきますので、
体内での生成だけで不足する分は、甲殻類や植物から抽出して摂取しやすい形にしたサプリメントで補給することもひとつの方法かも。
■ムコ多糖とは
私たちの身体の細胞の周りで、水分(体液)をしっかりと蓄えて身体をみずみずしく保っている大切な物質。
軟骨の構成成分は一緒に摂ることが求められますが、特にグルコサミンはコンドロイチンと同時に摂取することで、より高い相乗効果が得られるとされています。
コンドロイチン
コンドロイチンは、ギリシャ語で「軟骨」を意味しているそうで、プロテオグリカンという軟骨の成分の1つだそうです。コンドロイチンは「ムコ多糖」とよばれる糖類の一種です。
コンドロイチンは、関節軟骨に多く含まれている物質ですが、軟骨・目の角膜・骨・各臓器・皮膚などにも含まれています。
■ムコ多糖とは
私たちの身体の細胞の周りで、水分(体液)をしっかりと蓄えて身体をみずみずしく保っている大切な物質。
軟骨の構成成分は一緒に摂ることが求められますが、特にグルコサミンはコンドロイチンと同時に摂取することで、より高い相乗効果が得られるとされています。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、多糖類の一種で、優れた保水力を持つ成分。体内のさまざまな部分に存在する弾力性のある物質です。
目や肌の潤いに働きかけ、関節では潤滑油のような役割を担っているそうです。
◆グルコサミンは、
軟骨の主成分である「プロテオグリカン」の原料となり、
組織を修復し再生を促す作用があるとされます。
◆コンドロイチンは、
優れた保水力でプロテオグリカンに弾力を与え、
組織に水分や栄養を与え、より良い状態を保とうとします。
グルコサミンがヒアルロン酸になることで、保水力を備えた肌の味方となります
◆ヒアルロン酸は、
ドライアイの改善や 肌に潤いやハリを与えたり、
関節の動きをなめらかにする効果が期待されています。
◆プロテオグリカンは、
特殊な構造をもつ糖とタンパク質の複合体で、複合糖質の一種だそうです。私たちの皮膚や軟骨にも含まれる成分で、優れた保水力はヒアルロン酸をしのぐと言われています。
グルコサミンは プロテオグリカンやヒアルロン酸、コンドロイチンそのものを作る成分でもあるため、これらの成分は単独で摂取するより一緒に摂る方が効果的と言われています。