ボイセンベリーの栽培は、アメリカのカルフォルニアで始まりました。 ボイセンベリー (学名Rubus ursinus × idaeus) は、ヨーロッパキイチゴRubus idaeus、ブラックベリーRubus fruticosus、ローガンベリーRubus × loganobaccus の交配種でボイセンベリーは、バラ科キイチゴ属 学術名はルバス属・雑種ボイセンです。1920年代の末期に米農務省 のジョージ･ダロー氏およびカリフォルニア地域ベリー農園のウォルター･ノッツ氏が、ルドルフ･ボイセン氏の農場跡地において珍しいベリー系植物を発見し、これら衰弱した新種ベリー苗の養樹に成功ました。その後カリフォルニアのノッツ･ベリー農園が、最初にボイセンベリーの販売を開始しました。
ボイセンベリーは1937年ニュージランドに輸入され、ボイセンベリー協議会（ニュージランド政府認定）の生産プログラムに従って、栽培・収穫・製造加工・土壌管理・農薬規制など各種改良を重ねられ、ニュージランドでは年間4000トンの生産されております。ボイセンベリーは、ポリフェノール、ビタミン・ミネラルを多く含みます。これらの栄養素は、細胞の生活排出物質を除いたり、細胞の増殖を助ける働きし、日常的な摂取が推奨されています。

アントシアニンは ポリフェノールの一種で、視力向上と抗酸化力にも優れており、血液循環の向上、老化防止、更年期障害防止などの効果があると言われています。ボイセンベリーのアントシアニン含有量は、ブルーベリーの６倍以上！

エラグ酸は ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用や殺菌作用があります。エラグ酸は、シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素の過剰生成を抑制する働きがあります。お化粧品の美白成分としても使われるエラグ酸を、体内から摂取することで美肌つくりに効果が期待されます。