全体食
食材の捨てられがちな部分も残さず丸ごといただくことを、
全体食、一物全体食、ホールフード などと呼んでいるそうです。
全体食とは
ひとつの食材を丸ごと食べる 食材が生きていた状態を食べること。
小魚、小エビ、豆、胡麻、玄米など、 生きていた時のままの姿をしている食品や まけば芽が出るような力がある食品のこと。
ひとつの食材をいただくとき
その一つの生命を出来るだけ丸ごと食べると、栄養バランスの良い食事となるようです。
植物の皮や葉や 小魚の骨は栄養が豊富なので、
野菜や果物の皮をむかずに食べたり、根菜でも葉っぱまで用いたり、
小魚を頭も骨も内臓も全部食べたりと
その食物の持っている生命力を 丸ごといただくのが良いようです。




現代生活は食物繊維やミネラルが不足がち。
ひとつのいのち丸ごといただくと、
さまざまな栄養素をバランス良く 効率よくとることができます。
野菜や果物の皮には 酸化を防ぐポリフェノールが含まれています。
表面の土をタワシなどでこすって落とし、
芽を除いたら、皮ごといただく方が 栄養的にもよいそうです。
※ただし残留農薬など 汚染の心配がある場合を除きます。
※玄米や豆類など 食品の栄養・効果・摂取などについては研究者様により諸説がございます。
ここでご紹介しているのは あくまでも諸説のひとつとご理解下さい。
一般に健康に良いと言われている食品にも それぞれ長所も短所もございます。
それぞれの食材の特性を理解された上、適切な下ごしらえを施していただいて、
いずれも 食べ過ぎにはご注意ください。
※植物の種は、種の存続を守る大切なもの。
そのため、種には他の動物に食べられないよう 自衛策として毒性の成分が含まれていたりするとか。
植物の芽や、動物の卵にも 同様に、自己防衛対策がされているともいわれます。
やはり過剰摂取はよくないようです。
※豆類なども、種の一種ですから、
昔から、おなかを壊さないように 調理法など、さまざまな工夫がなされています。
それぞれの食材の特性を理解された上、適切な下ごしらえを施していただいて
いずれも食べ過ぎにはご注意ください。