酵素はとても働き者なのです
酵素は生物が物質を消化する段階から吸収・輸送・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与していて生体が物質を変化させて利用するのに欠かせません。酵素は主に「消化」と「代謝」に係る物質です。
私たちの体内では絶えず化学反応が行われ、さまざまな物質の流れが、複雑な交通網のように入り組んでいます。その要所要所に配置され、交通整理を行っているのが酵素の役目です。
生体内の化学反応は、すべて酵素の働きによって行われています。タンパク質を構成するアミノ酸の生産をはじめ、さまざまな生体内反応に欠かせない『生命原動力』が『 酵素 』なのだそうです。
<カラダを お家に 例えると・・>
酵素は カラダというお家造りの大工さんという大切な役割をしています。家を建てるには、まず、鉄・セメント・木材などの資材が必要ですが、家を造るには、大工さんも必要です。
体内で、資材にあたるのが、タンパク質・ビタミン・ミネラルで、大工さんにあたるのが、酵素なのです。
いくら材料がそろっていてもそれをうまく組み立ててくれる大工さんがいないとお家は作れません。さらに大工さんは古い家を取り壊し新しい家にリフォームしてくれますが、カラダの中の酵素もまったく同じなのです。