■黄砂
中国大陸から飛来した細かく黄色い砂が起こす大気現象。
黄砂は「春の使者」 ともいわれ、飛散が多いのは3月〜5月とのこと。
中国の砂漠で巻き上げられた砂が 偏西風に乗り中国の工業地帯の
スモッグを通過する際、大気汚染(公害)物質を吸着し、
健康被害を与える有害ダストに なってしまうことが問題です。
日本での黄砂の飛散量は、中国本土に比べれば少ないですが、
黄砂の粒子は非常に細かいので、健康被害は深刻です。
PM2.5の粒子は 肺の奥にまで到達するといわれ、
様々な健康被害を及ぼす恐れがあります。
黄砂は
花粉症や喘息を悪化させる 大きな原因とも言われています。
◆予防策としては
①外出には微粒子対策用マスクをつける
②塩水(緑茶)でうがいをする
③マルチ・ミネラルを多く摂る
④無用な外出を控える などが挙げられています。
招かれざる春の使者 「黄砂」
待ちに待った 楽しい春が 台無しになりませんように 祈るばかりです。