サルコペニア
筋肉を減らさない 健康は 毎日の食事から
新型コロナウイルスに感染すると、高齢者は重症化しやすいと言われます。高齢者は 感染の危険性だけではなく、家に閉じこもることによる健康への悪影響が懸念されています。
外出自粛で活動量が減り「運動不足・体力の衰え」を感じる人が多いのでは。
適度な運動と バランスのとれた食事、生活習慣の見直しなど、
意識して 心身の健康を維持していくことが望ましいようです。


サルコペニアって?
サルコペニアとは ギリシャ語の「筋肉」を表す“サルコ”と
「喪失」を表す“ペニア” を組み合わせた言葉で、
「加齢や疾患により 筋肉量が減少すること」。
「筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態のこと」をいいます。
【 身体機能の低下の例 】
- 歩くスピードが遅くなる
- 杖や手すりが必要になる
- 握力の低下
- 全身の筋力低下・・・・等々。
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【サルコペニアの要因 】
加齢や疾患により、筋肉量や
食事(特に筋肉を作るたんぱく質)摂取量が減少することが要因。
筋肉量の減少
↓
運動量の低下
↓
食欲の低下
↓
低栄養状態
↓
さらに筋肉量が減少
・・・など悪循環を引き起こします。
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サルコペニアは、原因は 加齢だけでなく、
日常生活動作や疾患、栄養状態によっても起こるようです。
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【 サルコペニア と フレイルの違いは? 】
◆サルコペニア
筋肉量や筋力の低下による身体機能の低下
◆フレイル
身体的だけではなく、精神・心理的、社会的な衰弱や虚弱を含む
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筋力や身体機能が低下すると・・・
転倒・骨折、寝たきりなどの原因にもなるため、
十分な栄養の摂取や、体力維持・筋力増加のための運動により、
サルコペニアを予防することが重要だそうです。




このページは 医療に関わる専門情報を提供するものでははありません。
あくまでも 広く知られている常識範囲での 一般的な情報に過ぎません。
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